時空を超えて。
白里は前も泣いていた。
芹沢さんが暗殺される時だ
山崎「今回もきっと...ひっく」
永倉・原田「?」
ボロボロになって心も疲りはて、彼女自身が自分を見失わなければいいが...
山崎「二度と泣かせたくない」
僕はずっと彼女を天井裏から見ていたんだ。
彼女がいつどんな時に笑っていたのか、泣いてたのかも知っている
何かしてあげられることがあればなんでもやってやるって決めたんだよ!
山崎「頑張り屋さんの彼女に....」
永倉「頑張り屋さんの彼女〜?!」
原田「おいおい、山崎いつの間に伴侶ができたのかよ」
何を言ってるんだこの人たちは。
山崎「彼女に恋愛的な感情はありませんよ....」
俺が白里のこと好くはずがないだろう
副長に頼まれてただただ忍びとして近づいていたんですから。
永倉「そんなこと言って〜実は〜?」
永倉さんはニヤニヤしながら俺の顔を見る
原田「つーか、さっきから言っている彼女って一体誰のことなんだ?」
永倉「そういえば山崎って女の匂いもしねぇよな〜」
山崎「白里です」
........
原田「まじかよっ?!」
何故そんなに驚いているんですか
永倉「いやいやいやダメだぜそれは!!」
山崎「なにがです」
永倉「真紀ちゃんは皆のものだ!いくら山崎だとしても渡せない!!」
山崎「別に貰おうとなんてしてませんよ...」
原田「驚いた。山崎も目に付けていたなんて」
だから違うってば。