春風にのせて伝えたい...
ヨンシside

面倒そうに支度を整えたあと
窓の外を見て来客者の様子を眺めていた

ヨンシ:また変わった奴らが来たもんだな....
................ん?あいつ........何してるんだ...?

ふと目に止まったのは
不思議そうに雪をすくいじっと眺めている
美しい桜色の髪をした娘

ヨンシ:エアルの者....雪を初めてみたのか....
ふっ............面白いやつだな....

ヨンシ無意識のうちに口元を緩めていた

〔コンコン〕

ネージュ:ヨンシ〜!そろそろ時間だよ!

グラセ: ............みんな....待ってる...

ヨンシ: ......もうそんな時間か......今行く...

チラッと窓の外を見てから部屋を出た

ネージュ:ねぇねぇ何してたの?

グラセ: .........ヨンシ...なんか楽しそうだ...

ヨンシ: 楽しそう...?
着替えていただけだが...?

双子は顔を見合わせてパチパチ瞬きをした

ネージュ:あ!そっか!
今日はパーティーだから楽しみなんだな!

グラセ: ネージュ...ちょっと違うとおもう....

ヨンシ: ....まぁ...そうだな....ほら行くぞ....

三人は会場へと向かった
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