春風にのせて伝えたい...
キルシュ:ヨンシさんはお優しいのですね

ヨンシ:そんなことはない....

笑顔で話す彼女に淡々と答えを返す

キルシュ:そうですか?
とても素敵だと思いますよ!(ニコッ

ヨンシ:....そうか...

そんなことを話していると目の前から
白い髪をした二人の男の子がやってきた

ネージュ:ヨンシ〜!!どこにいたんだよ!

グラセ:ネージュ....走っちゃダメ...

ネージュ:あ....そうだった
それでどこにいたんだ?探してたんだぞ!

白髪の一人の男の子が
少し頬を脹らませながら言った

ヨンシ:そうだったのか....庭で雪を見ていた

ネージュ:雪...?
あ!こんばんは!僕はネージュ!

ネージュはキルシュに気がつき声をかけた

キルシュ:あ…こんばんは私はキルシュ
ネージュくんは元気いっぱいだね
何かご用事があったんじゃないかな?

二人の目線にあわせてしゃがんで微笑んだ

ネージュ:あれ?なんだっけ?

グラセ:しっかりしろよネージュ…
僕はグラセ…ヨンシのこと
ヴァールが探してた…

ヨンシ:........またか....

キルシュ:それでは...
まだお話することがあるでしょうし
私はこれで....

そう言って離れようとすると
袖口を誰かに掴まれた
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