春風にのせて伝えたい...
財閥のパーティー

春の世界エアル

暖かな春風の吹く春の世界エアル....
ここはいつも暖かくて心を穏やかにさせる
綿ような世界。
そんな世界にとある娘がいた。
彼女はブリューテ財閥の娘のキルシュ
桜のような美しい色の長い髪と瞳...
そして、まるで周りを暖かく包み込む
春風のようなふんわりとした雰囲気
その優しく美しい彼女が楽しそうに
支度をはじめていた。

キルシュ:ふふふっ♪
今日は冬の世界の財閥とのパーティー
どんな人達にお会い出来るのかしら
冬の世界の人々にお会いしたことはないけど....きっと素敵な方々よね!

彼女は笑顔で支度をし部屋を出た
扉を開けると執事が待機していた

チェアス:おはようございます。
キルシュお嬢様....旦那様がお呼びです....

キルシュ: お父様が?
わかりました....どこにいるのかしら?

少し驚きながら彼女は訪ねた

チェアス: 書斎にいらっしゃいます。

キルシュ: 書斎ね!ありがとう♪

チェアス:いえ....それでは私はこれで...

執事のチェアスが立ち去った後
彼女は書斎にゆっくりと向かった....
足取りは重たく...表情は寂しげに歪んでいた

キルシュ: ....今度は何かしら...
パーティーには参加するな...
いえ...もしくは...
財閥の息子と見合いをしろ...かしら....
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