【短編】オレの契約オンナ

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休み時間。
「南!!」
いつも通り隆が話しかけてきた。
「隆!!どうしたの?」
隆は私に一枚の紙を見せた。
「何?これ・・・・」
「南の好きなバンドのチケット
一緒に行かね?」
「行く!!」

「南!!ちょっと」
今度は祐太君が話しかけてきた。
「よかったら・・・ペンを貸して?」
「いいよ!!どーぞ」
私は祐太君にペンを貸した。
祐太君は私に何度もお礼を言った。

「南~!!」
「玲君!!どーしたの?」
今度は玲君だ。
「実は~今日数学のノート忘れてきて・・・・・・」
「いいよ!!ノート破ってあげる」
私はそう言って玲君にノート破ってあげた。

「南!!」
今度は拓真が話しかけてきた。
「拓真!!どうしたの?」
「ちょっと・・・・・・・・・」
「おい!!お前ら!!!!」
拓真は例の3人に怒鳴った。
「南はオレの契約オンナなんだよ!!!!!!」
なんですと!?
これを聞いてクラスがシ~ンとなった。
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