【短編】オレの契約オンナ
「ま~たサボちゃったな」
「いいじゃん!」
「そうだな!」

「あ・・・・メール」
相手はお母さんだった。
『授業サボってるの?
ユンナちゃんから聞いたの
ちゃんと授業に出なさい!」
お母さん・・・怒ってる。
「誰?」
「お母さん」
フーンと言って愁も携帯をいじった。

「みて!オレの母さん」
愁は私に写真を見せてくれた。
そこには綺麗な女性がいた。
「南のお母さんは?」
「これ・・・・」
見せるの恥ずかしい・・・・。
愁のお母さん美人すぎ。
「綺麗❤」
愁はお母さんを褒めた。

「おれの所ブサイク」
「え~?綺麗すぎだよ」
何故か私達の話はお母さんの話になった。

「おれの妹のアリカ」
見せられた写真はまだ6歳くらいの女の子がいた。
「かわいい」
愁は次々に写真を見せてくれた。
どれも愁ににて美人なひとだった。
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