奇跡の歌姫【上】




今日は曇り。


帽子を被らなくても大丈夫そうだけど、ちょっと晴れて欲しかったなぁ。



「微妙な天気だね…。まぁ楽しもう!カメラもバッチリだしね!」



パーカーのポケットにカメラが入っていることを確認して、砂浜の方まで腕を引かれた。



「テント張られてるんだよね?うちのクラスのは…あれだ!」



そう言って、また引っ張られる。


そしてテントに連れて行かれた。


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