奇跡の歌姫【上】




「んじゃ、鬼動く前に上がるぞ!」



足がつくところまで運んでもらって、逆に私が輝の手を引いた。



「輝、ここ!」



ここ、隠れられると思ってたんだよね!


隠れたの、見られてないし、大丈夫だね。



「こうなったら最後まで残ろうね。」


「当たり前!」


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