奇跡の歌姫【上】



その後も皆でビーチボールしたり、浮き輪を借りてちょっと遠くまで行ったり、海を満喫した。


混み始める前にシャワーを使って、海のベトベトを落とし、服に着替えて、ホテルに帰った。



「咲ちゃん、起きて。着いたよ、ホテル。」



バスの中ですっかり眠ってしまった咲ちゃん。


一度起きたけど、また眠ってしまった。



「咲、起きないのか?」



後ろに座っていた日向くんから聞かれる。


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