奇跡の歌姫【上】




起きたのはノックの音と私の名前を呼ぶ声で。


何も考えずにそのまま出ると、いつもの3人がいた。



「愛歌寝てたの?って、髪濡れたままじゃん!」



あー、そういえば乾かす前に寝ちゃった。


あれ、ということはそんなに時間たってない?



「眠い…、2人ともいらっしゃい。おやすみ。」


「あー、2人とも入って!愛歌は乾かす!」



眠い…。


ドライヤーなんて使ってられないくらい眠い…。


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