奇跡の歌姫【上】




「愛歌ー、時間みたい。起きて!」



その言葉に意識が浮上した。



「暑い…。」



まず最初に思ったのはそれだ。


目を開けて、状況を確認して、余計に体温が上がった。



「輝…?」



あれ、これ、いわゆるあれだよね?


あれ、あれだよ。


腕枕ってやつだよね?



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