奇跡の歌姫【上】





最近、ずっと4人でいたからだ。


私は1人には慣れてるはずだったのに。



「愛歌ちゃん、今日はよろしくね。」


「うん。…皆さんもよろしくお願いします。」



皆、私への対応に悩んでいる。


それはそうだ、恵理ちゃん以外、話したことすらない。



「あの、私のことは気にしないでください。ちゃんと、着いていきますので。」



そう言えば少しでも楽になるだろうか。



< 442 / 494 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop