Strawberry Candy




部屋に戻って暫くしてから足音が聞こえた。




葵か…?




―ガチャッ




ドアが開く。




けど、わざと無視した。




葵が声をかけてくると思ったら…




「俺も妬く対象か?」




そう言って入ってきたのは、真智だった。




「別に妬いてねぇし。」




「ふ~ん…じゃあ、俺が葵ちゃんとデートしても妬かないんだ?」




な…!




「ふざけんなよ!!」




思い切り真智を睨みつけた。




けど真智は挑発しるような目をしていて…




「俺が葵ちゃんを好きだって言ったらどうする?」






< 122 / 170 >

この作品をシェア

pagetop