Strawberry Candy
「…ぁ…っ」
葵の全てに欲情して…
葵の全てが欲しくて愛しくて…
俺から深いキスをして、葵をその場に押し倒した。
「…んっ…」
それから俺のだっていう印をたくさんつけて…
乱れた服を脱がそうとした時。
葵が少し震えてるのに気付いた。
「ごめん…!」
葵を包み込むように抱き締めた。
「好きだ…葵が好きだ…」
涙が溢れてきた…
「ごめん…葵…ずっと…会いたかった…」
背中に温かい感覚がしたと思ったら…
それは葵の腕だった。
「朔斗…大好き…」
涙で濡れた頬を緩ませ、瞳が重なった。
唇と共に―…