Strawberry Candy





「まさか覚えがないとか言わないだろうな!?」




えっと…




「それが分かるまで真白に会うの禁止だ!真白の彼氏と名乗るな!」





―ガチャッ





切れた電話。




一瞬放心状態になったが、いきなりのことに焦る俺。




会うの禁止!?




彼氏じゃない…?





「ゆ…由樹…?大丈夫か?」





メンバーの心配する声さえも耳に入らなくて…




「電話しなきゃ…!」




俺は慌てて真白に電話をかけた。





< 156 / 170 >

この作品をシェア

pagetop