Strawberry Candy



それでも朔斗はキスを止めない。




「…ふ…っ、ゃ…さく…っ」




怖い。




怖いよ…




朔斗…




怖くて身体が震える。




その時、朔斗がふと私から離れた。




「…っ…?…さく…?」




「ごめん…」




そう言って、今度は優しく抱きしめた。




「朔斗…っ」




私からも抱きつくと、




「朔…斗…?」




いきなりバッと私から離れた。




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