Strawberry Candy
「嬉しくねぇよ。」
そう言って私の頭を軽く叩く。
「今度からは気をつけるね。」
そう言うと、
「当たり前だ。」
と笑顔で言われた。
に、しても、本当に幸せだなぁ。
そんな風に幸せに浸っている私をよそに、
「さて。欲情しちゃった責任とってもらおうかな?」
「え…?;」
目の前には意地悪そうに笑う朔斗。
そして、私の後ろは…壁!?
逃げられなくなった私は、結局、朔斗の思うがまま。
朔斗には敵わない。
唯一張り合えるのは、“好き”の想いだけ。
―初めての××―
(合コンにはもう絶対に行かないよ…?)
End.