Strawberry Candy
ドアを開けると、葵のお父さんはソファーに座って新聞を読んでいた。
その姿にまた呆れる葵。
葵とは反対に緊張が増す俺。
「初めまして。葵さんとお付き合いさせていただいております、矢崎 朔斗です。今日はご招待有難うございます。」
緊張しながらも、挨拶はしっかりとした。
つもりだったが、何故か沈黙。
葵を見ると、下を向いて方を震わせ笑いを堪えていた。
俺、変なこと言った!?