Strawberry Candy
お父さんは黙り込み、葵は顔を真っ赤にさせていた。
すると、いきなりお父さんは立ち上がり、
「合格だ!」
と、言った。
ご、合格…?
「合格って…?」
と、葵が聞いた。
「お父さんは一度は反対するものなんだよ。」
と、笑いながら言った。
「それに、自分から会いたいと言ったんだし。朔斗くんなら安心だよ。」
と、お父さんが言ってくれた。
「有難うございます!!」
俺はそう頭を下げた。
その時、
「こんにちはー!!」
と、声が聞こえた。