Strawberry Candy
「ねぇ、お兄ちゃん。紗由、晴樹(ハルキ)くんと遊びたい!!」
俺のところに笑顔で、その晴樹クンと一緒に来た。
「遊ばしてあげたいけど、晴樹クンのお母さんに聞かなきゃいけないだろ?」
お母さんと話すのは苦手なんだよな;
サインとか写真求められたり…
そう言った時、
「晴樹!」
と、呼ぶ声が聞こえて振り向いた。
「………っ!」
振り向いた瞬間、息を飲むのも忘れるくらい時間が止まった。