Strawberry Candy
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「…ん…」
心愛ちゃんが目を覚ました。
「おはよう。大丈夫?」
「きょ、響くん!!」
びっくりしたのか慌てて飛び起きる心愛ちゃんをまた寝かせた。
「1つだけ、聞いていい?」
「うん…?」
多分、ここで聞かなかったら、この先も聞けないままな気がした。
「昨日、何があった?ここ、どうしたの?」
心愛ちゃんの胸元を指差した。