Strawberry Candy




「寝てるし、ついていけてるよ。多分。」




「多分って!あ、分かんないところがあったら言ってね!」




そして付き合いだしてからお互いについて少しずつ知っていった。




まさか学年トップとは思わなかったけど…




しかも毎年学園祭で行われる“オール美女コンテスト”では優勝とか…




まぁ、確かに分かるけどさ。




性格が素直でいつも笑顔の夏菜は、俺のパワーになる。




「夏菜、俺も学年トップだから。」




「えーっ!!」




夏菜に負けないように頑張ってる。




夏菜のことを支えていけるように。




「今度のオフの時、どこか行こうか。」




「うん!」




青空の中咲く2つの向日葵。




これからもっと鮮やかな日々が続くはず。




「夏菜、好きだよ。」




「わ、私も大好き…っ///」






―愛しの彼女―
(頬を染める彼女はどうやら不意討ちには弱いらしい。)





End.




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