カッコイイオトコ
両手を組んでメロメロになっていると、ナツキくんは泣きながらハルヒコくんの手を握り締め、何とか立ち上がった。
そして、ナツキくんのズボンやTシャツについた砂をパンパンと払ってやり、大きな手で小さな頭をナデナデ……
優しいお兄ちゃんなんだ……
無表情だけど、ハルヒコくん、優しい……
その大きな手で、私もナデナデされたい……
彼の優しさに更にメロメロになっていると、ハルヒコくんはピーさんの黄色い絆創膏を取り出した。
あ、ナツキくん、膝から血が出てる。
そこをハンカチでちょちょっと拭いてやり、ピーさん絆創膏を貼ってあげると、ナツキくんは涙を止めてまたかわいい笑顔を見せてくれた。
「おにいちゃん、ありがとう!」
ナツキくんの言葉に、ハルヒコくんはこっくり頷いて、今度は手を繋いで歩き出した。
そして、ナツキくんのズボンやTシャツについた砂をパンパンと払ってやり、大きな手で小さな頭をナデナデ……
優しいお兄ちゃんなんだ……
無表情だけど、ハルヒコくん、優しい……
その大きな手で、私もナデナデされたい……
彼の優しさに更にメロメロになっていると、ハルヒコくんはピーさんの黄色い絆創膏を取り出した。
あ、ナツキくん、膝から血が出てる。
そこをハンカチでちょちょっと拭いてやり、ピーさん絆創膏を貼ってあげると、ナツキくんは涙を止めてまたかわいい笑顔を見せてくれた。
「おにいちゃん、ありがとう!」
ナツキくんの言葉に、ハルヒコくんはこっくり頷いて、今度は手を繋いで歩き出した。