カッコイイオトコ
きょとんとしながらハルヒコくんを見ると……。
正面を向いたまま、変わらず無表情だった。
「ああ、すみません」
と謝って、エンジンをかけなおす。
「……あの」
「はい?」
「いつのを、見てたんですか」
「いつの?」
私はちょっと頭を傾げた後。
「えっ、あれが初めてじゃないんですか? うわあ~、いつもやってるんですか? カッコイイですね!」
目を輝かせてそう言ったら。
何故かハルヒコくんはハンドルにオデコをくっつけるようにして顔を伏せた。
あれ?
私、何か変なこと言ったのかな……?
ハルヒコくんが中々顔を上げないので、だんだん不安になってきた。
「あ、あの……すみません、私、何か変なこと言いましたか……?」
恐る恐る話しかけると、ハルヒコくんはようやく顔を上げた。
「……イエ」
声が低い……。
お、怒った?
どうして?
えええ、どうしよう!?
正面を向いたまま、変わらず無表情だった。
「ああ、すみません」
と謝って、エンジンをかけなおす。
「……あの」
「はい?」
「いつのを、見てたんですか」
「いつの?」
私はちょっと頭を傾げた後。
「えっ、あれが初めてじゃないんですか? うわあ~、いつもやってるんですか? カッコイイですね!」
目を輝かせてそう言ったら。
何故かハルヒコくんはハンドルにオデコをくっつけるようにして顔を伏せた。
あれ?
私、何か変なこと言ったのかな……?
ハルヒコくんが中々顔を上げないので、だんだん不安になってきた。
「あ、あの……すみません、私、何か変なこと言いましたか……?」
恐る恐る話しかけると、ハルヒコくんはようやく顔を上げた。
「……イエ」
声が低い……。
お、怒った?
どうして?
えええ、どうしよう!?