ひと握りのブルーベリー
放課後、私と美穂でスーパーヨカドの隣にあるモ○バーガーに行った。
店の前で待っていたら、あとから義樹がやってくる。
「お待たせ~、」
「大丈夫なん、ヨシくん、」
「今日のテスト結果を母さんに話したら、これくれた、」(笑)
義樹は、五千札をひらひらとさせて言った。
「オレが全部払うから、好きなもの頼めや、」
「おぉー、サンキュー若林くん、」
「ヨシくん、サンキュー、」
私と美穂は、照り焼きバーガーセットを注文して席に着く。
義樹は料金を払って私たちのところに来て座る。
「ごちそうさま、ヨシくん、」
「同じくごちそうさま、若林くん、」
「いゃいゃ、ご褒美だから、母さんも奮発したもんだ、チャメのことも話したおかげかな?」(笑)
しばらくすると、注文した照り焼きバーガーセットを店員さんが持ってくる。
「なんだぁ、ヨシくんも同じだねぇ、」(笑)
「まぁそういうことで、コーラで乾杯、」
「カンパイ~」「カンパイ、」(笑)
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