ひと握りのブルーベリー

月の雫

夏休みの宿題は、私は早めに終わらせるタイプでお盆前にほとんど終わっている。

あとは、読書感想文だけであった。
私が選んだ本は、「 A COLD DAY FOR MURDER 作者・デイナ・スタベノウ」
極寒のアラスカを舞台にした小説ってだけで選んでしまった。夏はなにぶん暑いからね、心霊ものでもよかったんだけど夜眠れなくなるといけないから(笑)


今度パパたちと行くキャンプの行き帰りに読もうと思っていた。


私は隣に行って、義樹にキャンプのお土産は何がいいのか聞きに行ったのだが、まだサッカーの合宿にいるらしい。


「ヨシくん、頑張ってるな、」


私は、自分部屋でキャンプに持って行く、洋服などをバックに詰めていた。




**
< 31 / 61 >

この作品をシェア

pagetop