ひと握りのブルーベリー
私たちは、バーベキューをお腹いっぱいに食べた。
外でこうやって家族で食べると普段より美味しく感じる。


「ほらっ、やすぼう、」


パパが泰貴にグローブを投げる。ちょっと離れたところでキャッチボールをしていた。


「なにも、こんなところでキャッチボールはないょね、」


私はママに言うと。
ママはただ笑ってるだけであった。


「ねぇママ、初恋はいつ?」


「そうね、昔のことで忘れた、」(笑)


「じゃさぁ、結婚前のパパとの恋愛はどんな感じだった?」


「そうね、ラブラブな恋愛だったょ、」


「ふぅーん、ラブラブね、熱烈にママが好きだったんでしょう、」


「いーぇ、両思いでしたよ、」(笑)


私は、パパに聞いた話はしない、パパとの約束で私とパパの秘密、もちろんうなぎの話しは禁句、(笑)


「沙也夏、好きな人はいるの?」


「うーん、いるかな、いないかな?」(笑)




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