ひと握りのブルーベリー
そして、月曜日、
いつものように私と義樹で自転車登校して行く。
正面玄関から入って行くと掲示板に生徒たちが集まっていた。
そうです、期末テストの結果発表であった。
なんと!義樹は、数学が8位と理科が9位であった。
はるかに中間テストより点数が上がっている。
私はというと中間テストで英語が9位だったのだが、期末テストではランク外であった。
どうして、私と試験勉強するより一人でやった方が成績が良いなんて!
なんでなのょ、義樹。
私は、劣等感を感じながら二年A組の教室に入って行く。
自分の席に着いて、カバンから教科書を机に閉まっていたら、義樹が後ろの席に着く。
いつものように私の髪を上げ下げして、
「今日は、水玉だなぁ、チャメ可愛いょ、」(笑)
私は、義樹にそう言われても今日は、なぜか素直に喜べない。
**
いつものように私と義樹で自転車登校して行く。
正面玄関から入って行くと掲示板に生徒たちが集まっていた。
そうです、期末テストの結果発表であった。
なんと!義樹は、数学が8位と理科が9位であった。
はるかに中間テストより点数が上がっている。
私はというと中間テストで英語が9位だったのだが、期末テストではランク外であった。
どうして、私と試験勉強するより一人でやった方が成績が良いなんて!
なんでなのょ、義樹。
私は、劣等感を感じながら二年A組の教室に入って行く。
自分の席に着いて、カバンから教科書を机に閉まっていたら、義樹が後ろの席に着く。
いつものように私の髪を上げ下げして、
「今日は、水玉だなぁ、チャメ可愛いょ、」(笑)
私は、義樹にそう言われても今日は、なぜか素直に喜べない。
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