君といた日々
「ごっゴメンね!!!やっぱり怒ってる?
よ…ね」


そういって、シャーペンを置いて 
隆一と向き合う


知っているとはいえ、違う男の子と遊びに行くのだ。


いい気はしないわよね…


しゅん…と肩を落とす。


私、だめだなぁ
隆一のことほんのちょっとでも不安にさせたくないのに

「波瑠」

ハッとその声に我に返る


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