生徒だけど寮母やります!⁑
大丈夫、おばさん

きっとすぐ戻って私がやるから!



私の感情を読み取ったおばさんは
肩をすくめた


「でもね、キッチンに犬が入ること自体良く無いんじゃない、景ちゃん」


「バウ!?」


おばさんの視線が結斗、ライ、咲夜にうつる

「男の子たち、夕飯はここに置いとくね。ダイニングに持ってって食べて頂戴。熱いから気を付けて。

それと、その犬をリビングに持ってっちゃって」


「きゃん!?」
おばさん!?


「了解です」

結斗が笑顔で鍋の蓋を開け、今日の夕飯、ビーフシチューを器に入れはじめる


「俺も手伝うぜー」

「じゃあサラダボウルないか探してくれない?」


「きゃんきゃんきゃん」

なんか手際良くない?

それ私の仕事なんだけど.....


「るっせえな、出てけだとよ」


ひょいっ


私はいつの間にかライに抱き上げられて
リビングに向かっていた

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