生徒だけど寮母やります!⁑
一人の男子生徒が走って、咲夜たちがいる1組の教室にやってきた
「市河弟いるか!」
その声に、クラスにいた数人が振り向く
「岬先輩!」
先輩に駆け寄る市河
クラスの人達は、市河の先輩か、と納得して入口に向けた顔を元に戻す
「どうしたんですか」
咲夜と爽馬も気になり市河の後に続くと、その先輩、岬は2人に気づいた
「あ、もしかして男子寮Bのやつらか?」
「そうです、布川と小高。二人とも、岬先輩は妖術科生徒会役員で書記を勤めてる先輩」
「はじめまして」
「どうも」
市河に早口でそれぞれの紹介をされ、二人は頭を下げた