生徒だけど寮母やります!⁑
「俺は男子寮Aには行かないんで」
そう言ってまた、火野ライは階段をおりて行く
まって!!?
「ねぇ!............もしかして、男子寮Bの生徒なの?」
火野ライは面倒くさそうに二回頷いた
そこにまた、別の男子生徒がやってくる
ライはそちらを向いた
「結斗、さっき貸した500円返せ」
「あれ、ライ。その美人な先生は誰?」
......!!
タイプの美男子だった
「話聞きけ」
「財布今日寮だからさ、帰ったら返す。ほら、景ちゃんが待ってるよ、帰ろう」
「誰もお前なんか待たねーよ」
そう話しながら2階段を下りて行く2人を、マナはぼーっと見つめていた