この気持ちありえないから。








「…で!……楓!!」

「んぁぁぁ?」

愛の声で気がつくと休み時間になっていた。
てことは…一時間爆睡しちゃったのか…

「もー授業中ぐらいちゃんとしなきゃ!受験生でしょ……」

お前はお母さんかよ…

「そうだね…はいはい……ファァ…」

長々しいあくびをして、私は席を立った。

「ちょっ…どこいくの!楓ー!」

「トイレー!」

後に続いて愛がちょろちょろと付いてきた。
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