この気持ちありえないから。
俺は振り返って歩き出した。

楓も合唱やんねーのか。
まぁ理由は知らないけど俺だけじゃなくてよかった。

今はみんな残って歌うぐらい合唱に熱が入っていた、部活も終わったし、イベントは合唱しかないからだろう。

後ろから話声が聞こえてくる。
その声はどんどん遠のいていく。

俺はため息を漏らし帰った。
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