この気持ちありえないから。
「殺される!?なわけないでしょーがwww笑わせないでよw」

腹を抱えて笑う愛をみて自分も笑いがこみ上げてきた。

「あ。」

すると1時間目を知らせるチャイムが鳴ったから席についた。

「…」

隣をチラッとみると海君が本を読んでいた。
いつも読んでるよなー、しかも挿絵とかなんもないし…。

海君は学校とかではぐだぐだしてるけど頭がめっちゃいいのはみんなが知ってる。塾で人一倍努力してるのだろう。
そう思うと自分も頑張ろうと感じる。

「…」

話す事が全くないから授業中などがすごい暇。
そんな今日もだろう。
でも不思議なくらい授業はあっと言う間に過ぎてしまう。

そしていつしか放課後…なんて。
はぁ、めんどくさい時間がはじまる…。

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