知ってるよ、そんなことくらい【短編】
「んで....
吹部....あったかな?? 」

すっかり質問の事わすれてた....

「ぁ、今日ゎ....なかったはずだよ」


「そっかありがと。」

........................................。


「ぁ!!ぁ....えと....
一緒に帰るの??」

なに聞いてんだろ....私。
答えわかってるのに

何でもいいからもっと話したくて....
もっと春斗クンのそばにいたくて....
聞きたくなかった事聞いちゃったな....

バカバカバカ!!私のバカ!!

春斗クン....なんて答えるかな
思ってるのと違う答えだったらいいな....

心臓がバクバクしている
おさえようとしてもゆう事をきいてくれない

聞こえそうだよ....あぁばかだな....


おそるおそる春斗クンの顔を見た....

「うん!そうだよ!」

春斗クの笑顔はこれまで見たことのない
満面の笑だった....

とっても輝いてていたけれど
私には涙でにじんでみえていた....



でもこの時、1つの決意がうかんだ。
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