俺様彼と不器用恋愛

あたしの、心の叫びは聞こえるはずがなく、


7組が入場し始めた。


もうすぐ、あたしが出ていくばん。


嫌。嫌すぎるっ!



そんな思いをよそに、前の人が出て行った。



それに続いて出ていく。


女子の先輩たちから声が上がる。


『あの子、かっこいい〜!』


そんな声ばっかり。


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