誰が好きになんてなるかっ!




チラッと時計をみる。




?!やばい!





「ごめん!友達待たせてるから!」




そう言ってお弁当と携帯をひったくり、





屋上まで急いで向かったのだった。








タッタッタッタッ





ガチャ





「ごめん!瑠璃!!遅れ、た………、

       ……へ?」







私は目の前の光景に言葉を失う。




だって、さっき部屋にいた修君と瑠璃が、キスしてるから…。






「ん?あ、優!!お帰り!」





修君から離れて私のところにくる瑠璃。





へ?





「瑠璃、あの人と付き合ってるの?」




「え、あ、うん。」





うそ!




「何でいってくれなかったのさ~!」




「だって、付き合ったのって、一週間前だし、もう少ししたら言おうと思ってたから!」





う~!




「私の瑠璃がぁ~(泣)」




「えっ!ちょ、その顔で泣かないでよ!」








何で?


それより、その顔って、どの顔?





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