Days
wonderful day
出会い
蝉がジワジワと鳴く、暑い小学生の夏。
僕らはあの町の神社で出会った。
僕は、自由研究の題材にしようと思った虫を採集しようとしているところだった。
「何してるの?」
「え…?あっ、虫を探しているんだ」
話しかけて来たのは、ショートヘアのかわいい女の子だった。
「へぇ〜
……探すの、手伝ってあげよっか」
「え…いいの?」
僕は、名前も知らない僕に笑顔で話しかけてくれる彼女にとてもドキドキしていた。
彼女の一挙一動に気を取られながら2人で日が暮れるまで探し続けた。
「い、いた!」
「どこどこ!?
よし、絶対捕まえてやる!」
ようやくお目当ての虫を見つけられた僕らは家に帰るところだった。
「私、夏休みの間だけここにいるの。
明日もまた神社で会える?」
「もちろん!明日も一緒に遊ぼうよ!」
「あ、それじゃあ家こっちだから
バイバイ!」
「またね!」
小学生ながら僕は家に帰るまでも、家に帰ってからも彼女のことが気になってしょうがなかった。
名前も知らない――。
明日きくことを決意しながら、眠りについた。
僕らはあの町の神社で出会った。
僕は、自由研究の題材にしようと思った虫を採集しようとしているところだった。
「何してるの?」
「え…?あっ、虫を探しているんだ」
話しかけて来たのは、ショートヘアのかわいい女の子だった。
「へぇ〜
……探すの、手伝ってあげよっか」
「え…いいの?」
僕は、名前も知らない僕に笑顔で話しかけてくれる彼女にとてもドキドキしていた。
彼女の一挙一動に気を取られながら2人で日が暮れるまで探し続けた。
「い、いた!」
「どこどこ!?
よし、絶対捕まえてやる!」
ようやくお目当ての虫を見つけられた僕らは家に帰るところだった。
「私、夏休みの間だけここにいるの。
明日もまた神社で会える?」
「もちろん!明日も一緒に遊ぼうよ!」
「あ、それじゃあ家こっちだから
バイバイ!」
「またね!」
小学生ながら僕は家に帰るまでも、家に帰ってからも彼女のことが気になってしょうがなかった。
名前も知らない――。
明日きくことを決意しながら、眠りについた。