恋物語
*ギリギリセーフ
めっちゃ疲れた。
もう走りたくない…
「なんで寝坊しちゃったのかな。
もー初日から最悪」
そう思いながら走っていたら、
綺麗な正門が見えてきた。
「やっと着いた…まだ人たくさんいるってことはギリギリセーフ!良かったー」
急いでクラス表を見に行く
「人多すぎて見えないや」
頑張って背伸びしてると
上から人懐っこそうな声がふってきた。
「君、名前は?」
「あ、あたしですか?えーっと
片山 莉咲(かたやま りさ)です」
「おーけー!えーっと片山…
あった!俺と同じクラスのB組だよ!」
「あ、ありがとうございます!」
「いーえー!俺、坂田 優希(さかた ゆうき)!よろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします!」
「莉咲って呼んでいい?俺のことは
優希でいいよ!あと…タメ口ね!」
「りさでいいよ!タメねりょーかい!」
〈校内放送〉
新入生の皆様にお知らせです
入学式開始予定時間は9:30です。
体育館までクラスでまとまって行くので、今中庭にいる生徒は教室への移動をお願いします。
「そろそろクラス行かないと」
「ね!急いで行こう!」
もう走りたくない…
「なんで寝坊しちゃったのかな。
もー初日から最悪」
そう思いながら走っていたら、
綺麗な正門が見えてきた。
「やっと着いた…まだ人たくさんいるってことはギリギリセーフ!良かったー」
急いでクラス表を見に行く
「人多すぎて見えないや」
頑張って背伸びしてると
上から人懐っこそうな声がふってきた。
「君、名前は?」
「あ、あたしですか?えーっと
片山 莉咲(かたやま りさ)です」
「おーけー!えーっと片山…
あった!俺と同じクラスのB組だよ!」
「あ、ありがとうございます!」
「いーえー!俺、坂田 優希(さかた ゆうき)!よろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします!」
「莉咲って呼んでいい?俺のことは
優希でいいよ!あと…タメ口ね!」
「りさでいいよ!タメねりょーかい!」
〈校内放送〉
新入生の皆様にお知らせです
入学式開始予定時間は9:30です。
体育館までクラスでまとまって行くので、今中庭にいる生徒は教室への移動をお願いします。
「そろそろクラス行かないと」
「ね!急いで行こう!」