思い出は今ここに
海斗side


翔と二人で男子寮へ向かった。
実は俺と翔も同じ部屋。

それにしても美少女といわれているからか、私服も二人ともかなり可愛かった。
そして、一番目にとまったのが波音だった。
そんなことを考えて服を選んでいたら、波音の服装に合わせて服を着ていた。


準備を終えて女子寮の前に行くと、緋菜子しかいなかった。


翔「あれ、緋菜子ちゃん一人?」

緋「あ、うん。もう少しで波音来ると思うよ。」



俺は、周りを見渡すと、電話をしている波音を見つけた。

少し話が聞こえてしまった。


波「、、、大丈夫だって、、、」



俺は反射的に彼氏かな?とか思って、なぜか心がざわつき始めた。



しばらくすると、波音が戻ってきた。



波「ごめんね。おまたせ。」

緋「大丈夫だった?」

波「何とか。」

翔「???何のこと?」

波「ううん。なんでもないの。」



おれはこの時、電話の相手が誰だったのかすごく気になった。



そして、俺たちは買い物へ出かけた。



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