思い出は今ここに
波音side


街を歩いていると、かなり注目された。
理由はイケメン男子二人と、美少女二人が並んで歩いているからである。



一般女性「あの二人すごくかっこいいね!」
一般女性「でも、女の子二人いるよ。」
一般女性「見て!あの二組のカップルめっちゃお似合い」

一般男性「あの子たち、かなり可愛い!」
一般男性「あの二人可愛い。でも、彼氏持ちかよ!」
一般男性「おい、お前あの二人ナンパしてこいよ!」



街を歩いているだけでかなり噂されていた。

迷惑な人が寄ってこないのはいいけど、注目されすぎて気が抜けなかった。




緋「翔君たち、この店入っていい?」

翔「いいよ!」



そういって、私たち4人は雑貨屋さんに入った。

実は緋菜子と出かけるときはわがままをいって、大好きな雑貨屋さんに必ず寄ってもらうことになっていた。



波「緋菜子、あたし、あっち見てくる!」


私はかなりテンションがあがって、緋菜子たちを置いて雑貨を探しにいった。



緋「こらー!波音!一人でいっちゃダメだってー!」

海「俺がおうよ!」



海斗が後を追いかけていたことに、私は全然気づいていなかった。

私は大好きなインテリア雑貨を見に来ていた。



波「わー!可愛いのたくさんある!」

海「おい!待てって!」



私は海斗が後を追ってきていたことに今、気づいた。

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