思い出は今ここに
先生「新入生代表の言葉、桐谷 波音さんお願いします。」
波音「はい!」
波音がステージに向かって歩いていく。
男子生徒「あの子めっちゃ可愛い!」
女子生徒「あの子、モデルみたい!」
などと、つぶやいていた。
何とか挨拶をおえて、無事に入学式を終えた。
その後、予想はついていたけど、他のクラスや他の学年の男子が3組の前に集まってきていた。
先生が何とかしてくれて騒ぎはおさまったけど、波音の心の中は最悪だった。
新入生は学校が始まったばかりなので、午前であがりになった。
他の学年はちょうどお昼の時間だった。
波「よし!緋菜子帰ろうか?」
緋「そうだね!」
二人で帰ろうとしていると、同じクラスの女の子が話しかけてきた。
女子生徒「桐谷さん!あの、男子の先輩が廊下で呼んでるんだけど、、、」
波音は内心めんどくさかったが、女の子には優しく返した。
波「わかった、ありがとう。」
そういわれて、女子生徒は帰って行った。
波「ごめん、緋菜子、行ってくる。」
緋「わかった。先に昇降口行ってるね!」
波「うん。」