思い出は今ここに
海斗side

翔と二人で寮に戻っていると男子二人に無理やり引っ張られていく女の子が二人いた。
あまり興味がなかったが、よく見ると同じクラスの美少女二人だった。

海斗は無意識に走り出していた。


翔「海斗、どうしたんだよ!、、、!!!」


俺につられて翔も二人を助けに走った。
そして、二人をつかんでいた手を振りほどいて二人を守った。


翔「ちょっと、ちょっと、二人とも嫌がってんじゃん」

海「無理やり連れて行こうとするのはよくないよ!」


そういって、男子生徒二人をにらみつけた。
そういうと、男子生徒二人は捨て台詞を残して去って行った。

すると、二人を見ると波音は今にも泣きだしそうな顔をしていた。
俺はつい、波音に見とれてしまった。



翔「二人とも大丈夫?」

緋「ありがとうございます。波音は大丈夫?」

波「、、、怖かった。。。」



そういうと、俺のほうを波音が見た。


波「あ、もう大丈夫です。」


そういわれて、おれはまだ波音の腕をつかんでいたことを思い出した。
そして、波音の腕を話した。


翔「緋菜子ちゃんたち、これから買い物に行くの?」

緋「あ、はい。」

翔「俺たち暇だから、またさっきみたいの来ないようについていこうか?」



すると、翔が思いがけない提案をした。


海【おい、ほんきかよ!】

翔【いいじゃん、ほんとに暇なんだし。しかも、こんな美少女たちと一緒に出掛けられるんだぜ!】

海【・・・】
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