明るい未来の作り方
プロローグ
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「抵抗するのも忘れるくらい、気持ちよかった?」
そう言って笑ったのは
決して好きになっちゃいけない悪い男
人の物を欲しがっちゃいけないって
そんなのこどもの頃からわかりきってる事なのに
そんな理性もルールも忘れるくらい
罪悪感なんて感じる余裕もないくらい
本能が、目の前のこの人を欲していた
たとえ一時の気まぐれでも
ただの遊びでもいい
触れた彼の首筋が、私の体と同じくらい熱くて
それだけで泣きそうなくらい愛おしく感じた
引っ込み思案で臆病な女と
思わせぶりな態度で女を翻弄する男の
危険で背徳的な恋
『罪深く、私を奪って。』
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『結婚は 条件が合う人との契約』
愛はいらないという彼女
『諦めない 君が愛を知るまでは』
そんな彼も 本当の愛をまだ知らない
真の愛とは、いったい?
果たして二人は見つけられるのか……