SweetS Time ~君はマシュマロ~
君はマシュマロ
「最近ちょっと……」
「最近ちょっと……?」
理子の言葉を繰り返して先を促す。
ちらりと視線を上げて一樹と目を合わせるも、再びまつ毛が下がる。
「ふ……」
「……?」
「ふ……太ったっていうか」
いいにくそうに口を開く。
「太った……なんだ。そんなことか」
理子の発言に、緊張から強張っていた一樹の体が緩む。
「そんなことなんかじゃないもん! 重大なことなんだからっ」
一樹の反応に理子は頬をふくらませる。
「太ったかな~? 変わんない気がするけど」
ふむ。と腕を組んで一樹の視線が理子の上から下までじっくり観察。
「太ったの! 肩だってお肉付いて、丸くなっちゃったんだから」
あーなるほど。
だから肩を抱いたとき、逃げるように横に離れたのか。
「最近、カロリーとか全然気にしないで食べちゃってたから」
自慢できるような体じゃないけど、体型が崩れたって一樹に知られてがっかりさせたくなかったのに、太ったってカミングアウトしてしまった。
体重管理がしっかり出来なかった自分が悔しい。理子は唇を噛んだ。
「最近ちょっと……?」
理子の言葉を繰り返して先を促す。
ちらりと視線を上げて一樹と目を合わせるも、再びまつ毛が下がる。
「ふ……」
「……?」
「ふ……太ったっていうか」
いいにくそうに口を開く。
「太った……なんだ。そんなことか」
理子の発言に、緊張から強張っていた一樹の体が緩む。
「そんなことなんかじゃないもん! 重大なことなんだからっ」
一樹の反応に理子は頬をふくらませる。
「太ったかな~? 変わんない気がするけど」
ふむ。と腕を組んで一樹の視線が理子の上から下までじっくり観察。
「太ったの! 肩だってお肉付いて、丸くなっちゃったんだから」
あーなるほど。
だから肩を抱いたとき、逃げるように横に離れたのか。
「最近、カロリーとか全然気にしないで食べちゃってたから」
自慢できるような体じゃないけど、体型が崩れたって一樹に知られてがっかりさせたくなかったのに、太ったってカミングアウトしてしまった。
体重管理がしっかり出来なかった自分が悔しい。理子は唇を噛んだ。