ただ隣にいるだけで


言うタイミングを逃してしまい、固まっていると、


「大丈夫?それで何かなぁ?」

といつかのように助け舟を出してくれた。



が、
「二人とも早く準備しなよ」


今度はモエちゃんの言葉で遮られて、


「何でもない」


と言ってしまった。


プリントをファイルにしまいながら…

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