ただ隣にいるだけで


いつも通り、他愛のない話をしながら、教室につくと、



「おはよう〜、森岡。あっ、ついでに、木戸も。」



と度でかい声で叫びながら近づいてくるのは、中村大雅(なかむらたいが)君、私の小学時代からの友達です。



「おはよう。大雅君」


「ついでって何よ!いくら、恋夏のことがすk…「おはよう、木戸さん。気持ちのいい朝だね。」


「逆に気持ち悪いわっ」




< 5 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop