浮気男に逆襲を![番外編集]
「へぇ~ふぅ~んそうなんだぁ~。ここまで人に迷惑かけて、謝るどころかお礼すら言ってくれないんだぁ~?」
先程の失礼発言への逆襲として、ニヤニヤ含み笑いで嫌みをぶつけてみる。
案の定、新カノさんはうぐっと言葉に詰まり、どーしたものかと視線を泳がせた。
「あのまま放置してたら、2人揃って見世物と化してたんだよ? 公開処刑だよ?
それを助けてあげたのに、そういう物言いって良くないんじゃないかなぁ~?」
自分でもかなりイラッとくる間延び口調でディスり続けると、彼女は額に汗をにじませ困っていた。
"この女に頭下げるなんて無理…。でも、何だか良心が痛むわ…"
そんな心情がありありと伝わってきて、そこまで思い詰めなくても…と、思わず吹き出してしまいそうになる。
ちなみに、我らのアッくん先輩は既に吹き出しておりますが(笑)