LoVendoЯ~あの日の約束~





唯はサバサバしてて
曲がったことが大嫌い。
頭も良いし、運動も出来る。

才色兼備という言葉は、まさに
唯のためにあると思う。


美人なのに、それを自覚してなくて
男女からの信頼も厚い。





それに比べて私と来たら...
顔も普通。頭も良いとは言えない。
運動なんて論外だ。


唯の顔を見ながらそう思っていると




「なに?人の顔ガン見して。」

唯が怪訝そうな顔をして聞いてきた。




「唯は美人だな〜って思って!」

私は少し拗ねたように言った。


「は?あんた馬鹿?」
唯さん、いつになったら自覚するの...




唯は、あたしが毎朝ここに
来ることを知っている。

誰を待っているのかも分かってる。



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